和名 どじょう
学名
ドジョウ科
文献 [R1992001]
利用法 食用
地域 山形県置賜地方
調理法1 どじょう汁
下準備:ドジョウはボ−ルに入れて泥をはかせます。3,4日清水にはなし、毎日水を取り替えます。ささがき牛蒡を水につけあくを抜いておきます。
ドジョウに、酒を振りかけ蓋をしておきます。ドジョウが動かなくなったら、うすい味噌汁を作り煮立てた中にドジョウを入れとろ火で50分位ことこと煮ます。ささがき牛蒡を煮出し汁で柔らかになるまで、下煮しておきます。そのささがき牛蒡の上にドジョウを静かに上げ、砂糖少々と味噌を加えてもう一度火にかけてからいただきます。
その他 当置賜地方では、昔は農作業の合い間にどじょうを捕まえて、自給の栄養食としてどこの家でも食べていました。江戸時代の古文書からもうかがい知ることができます。現在でも、土用の丑の日近くなると、いくつかの店先でどじょうを売る姿が見られますが、食べる機会は少なくなりました。