和名 | 米沢牛 |
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学名 | |
目 | 偶蹄目 |
科 | ウシ科 |
文献 | [R1992001] |
利用法 | 食用 |
地域 | 山形県置賜地方 |
調理法1 | すき焼 |
調理法2 | しゃぶしゃぶ |
その他 | ・「米沢牛」は、米沢市観光協会のキャッチフレーズ「米沢の味ABC」の「B=Beef」すなわち米沢牛肉のことです。その歴史は古く、上杉藩興譲館の教師として明治4年着任した英国人チャールズ・ダラスしが、明治8年米沢を去るに当たり、他地方と比べて非常に美味で品質の高い米沢牛を、横浜に持ち帰り知人友人に紹介したのが世に知られるきっかけになったと言われています。明治初期の牛は食肉用として飼育したものではなく、四季の移りの厳しい風土の中で長期の肥育と自然に結びつき、何よりも水と草に恵まれ、優れた肉質の牛に仕上がる結果となり、今日でも伝統が飼育農家に受け継がれています。 |
・黒毛和牛で無産の4歳雌の肉が、最上とされています。 | |
・米沢では、明治元年(1868年)病人に牛肉を食べさせたこと、牛乳が販売されていたことなどが、また、古くから蘭方医学を取り入れて、「かてもの」でも動物性食品の重要性を説くなど文献から、食文化の進歩的基盤がすでに培われていたことは、注目すべきことです。 |