アサツキ

和名 アサツキ(=小野川のあさづき)
学名
ユリ科
文献 [R1992001]
利用法 食用
地域 山形県置賜地方
調理法1 酢味噌和え
茹でたアサツキに味噌、酢、砂糖、みりんなどで調味した味噌で和え、これに蒟蒻、いか、貝類などを入れて和えることもあります。
その他 ・雪深い季節、食膳に春の味を添える小野川産アサツキは、当地方において古くから年越し、正月、ひな祭りなど行事食には欠かすことのできないもので、ひげ根が真っ白で長く、長寿縁起ものとして、また春を招くものとして喜ばれ食されています。
・小野川のあさづきは、小野川の豆もやしと同じように、温泉の廃湯を引き、地熱を上げ発芽を促進させ、湯をかけて2〜3週間で収穫します。正月から3月頃まで出荷されます。丁寧な植付けにより、他産地のものと比べて根・鱗茎・葉先ともに、真直ぐ長く伸びて収穫されます。
・他産地のものと比べて、茹で上がりがシャキシャキとした歯ざわりのよさと、特有の香り、辛味、鮮やかな緑色を損なわないように、調理したいものです。