雪菜(ゆきな)

和名 雪菜(=ブラシカ・コレペストイライス・コルグアールロテンデート・マキノ・マカノ)
学名
文献 [R1992001]
利用法 食用
地域 山形県置賜地方
調理法1

冷や汁


{食材:雪菜・豆もやし・ほうれん草・凍みこんにゃく・凍み豆腐・干し椎茸・ほたて(干し貝柱が一層美味しい)・醤油・みりん・もどし汁(干し貝柱や干し椎茸)・かつおだし・塩など}
調理法2

ふすべ漬け

その他 ・主に米沢市古志田地区を中心に生産されている(昭和57年頃までは、米沢市上長井地区のみの特産品)雪菜は、別名を「かぶのとう」とも言います。現在では、野沢菜と体菜(共にアブラナ科)との掛け合わせによる長岡菜(アブラナ科)の野菜の種を、8月末に播き11月中旬に成長した菜をとって束ねたものを集めて藁で囲い、雪の降るのを待ちます。雪の下で長岡菜自身を栄養源として立ったとう(花茎)と軟白されて伸びた葉柄とを雪菜と言います。雪菜は一つの野菜の食用期を犠牲にしてしまうためか、野菜の芸術品とも言われています。
・雪菜には早生で風味が良く色の白いシロトと、晩生の幾分緑がかったアオトがあります。とうが曲がって伸びるのが特徴で、しかもとうが太いのが良質です。