和名 | かしろ(=食用菊) |
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学名 | |
科 | キク科 |
文献 | [R1992001] |
利用法 | 食用 |
地域 | 山形県置賜地方 |
調理法1 | お浸し |
調理法2 | 胡麻和え |
調理法3 | 天ぷら |
調理法4 | 菊みそ (みそ汁)
菊みそ(写真は、7ヶ月間冷暗所で保存したもの)かしろ菊はきれいに水洗いしてザルに上げ、水気を切る。苦みのある芯とガクを残し花弁だけを摘み取る。 味噌に少量の濃縮しただしを加え、弱火でよく練り合わせておく。 そこに、水気を切った菊の花びらを加えて、極弱火で加熱しながら、焦げ付かないように注意しながら丁寧に混ぜ合わせて水分を飛ばし、適度の状態に仕上げます。 それをよく冷ましてから、容器に移し冷暗所で保存します。この菊みそは、常温・冷暗所での長期保存ができます。そのため、当地方の昔の人々の食生活では、越冬・保存食として、そして簡単に食べることの出来るありがたい一品でもありました。 かしろ菊のきれいな桃色がほんのりと残り、香りも豊かに匂い立ち、食をそそる飽きのこないお味噌汁として今でも好んで食されています。 (食材:かしろ菊・みそ・だし など)菊みそをお椀に適量とり、そこにお湯を注ぎかき混ぜていただきます。 即席のお味噌汁として、忙しい時などにとても重宝します。 |
その他 | ・かしろは、調理してもシャキッとした歯ざわりを残し、加えて甘味があるのが特徴です。 |
・色素は酸性で発色するアントシアンで、茹でる時に酢を少々加えて、さっとゆでるのが、歯ざわりも色も良くするコツです。きれいな桃色に茹で上がったかしろ菊は、見た目も美しく食欲をそそる一品となります。 | |
・冷凍保存(一度茹でて)ができます。 | |
・菊のり |