Circular permutationを取り扱うことのできる構造局所アラインメント法 ○廣池 隆明 ひろいけ たかあき 生物分子工学研 藤 博幸 とう ひろゆき 生物分子工学研 蛋白質の局所の立体構造を比較してアラインメントを行う、構造局所アライ ンメント法は、ダブル・ダイナミック・プログラミングを用いて、1993年 にC.A.Orengo とW.R.Taylorにより開発されている。 しかし、この方法では、 Circular permutationの関係にある蛋白質のアラインメントが良好には行われ ない問題があった。  そこで、我々は、蛋白質どうしの構造を比較をする為のstructural environmentをCircular permutationに影響されない様に再構築して、構造局 所アラインメントを行う方法を開発した。 我々の方法により、通常の Circular permutationの関係にない蛋白質はもちろんのこと、Circular permutationの関係にある蛋白質のアラインメントも良好に行うことが出来る 様になった。