マイクロソフトACCESS上の質量スペクトルデ―タベ―スII 六車 裕孝 ろくしゃ ひろたか 日本アステック 仲久保 正人 なかくぼ まさと 筑波研究学園専門学校 ○前田 浩五郎 まえだ こうごろう アイエヌジェイ この処のOSのめまぐるしい変遷に対応する為と、既存のソフト資産の継用の 為、同一ハ―ドシステム内に複数OSの共存可能なシステム実現に就いては既 に報告した(熊本)。しかしその後Windowsの優位は動かず、その上での ACCESSがケミスト達にとってデ―タベ―ス操作のユウティリティとして身近な ものになる兆しが見えて来た。 これに対処する為、先般来我々はNISTの約4万 化合物の質量スペクトルデ―タべ―スをこのシステム内に移し、その操作可能 性、実用性を吟味して来た。 その結果、分子量、化学式、化合物名、ベ―ス ピ―ク等の単独のパラメ―タでの検索は全て1〜2秒で、またそれらの複数の組 合わせでも同様に1〜2秒、更に化合物名では部分構造名のAND、OR組み合わせ が可能で、結果表示等も含めて充分実用性の有る事が判った。 現在更に性能 向上を含めて鋭意努力中。 諸彦よりの助言を得たい。